進め!チャリ部!〜そこに道があるかぎり〜<第20話>回収される代償

2016.08.10 Wednesday

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    佐渡の興奮を引きずりながら、長岡のデカ盛り店を目指す企画を立案。
    往復120km。
    メンバーは佐渡組の私とシュン、そしてF田君。
    F田君は、殆ど練習をしないままの参加。大丈夫なのか?と尋ねると「32Tの激坂用ギヤにしたから大丈夫だと思う」と返答。
    前半の峠道も、激坂用ギヤの恩恵を受けて余裕の表情で登るF田君。
    非常に冗舌になる。
    F田「全然違うわ!!」
    シュン「しゃべるだけの余裕がありますもんね」
    私「疲労してハアハア言ってる画がほしいのに〜」
    F田「俺も進化しているな〜」
    シュン・私「チャリがだろ!」
    しかし前半の峠以外に山という山は無いので、ここからは持久力が試されるのだが…。
    ◆まだ元気な2人…余裕っす!
    長岡までの長い道のり、永遠と続く平坦道。
    平坦だからラクというわけではなく、キチンとしたペダリングが出来ているかが問われる。
    シュンは疲れるとガニ股になる癖があるが、それもみられない。
    F田君も軽快に進む。
    しかし、シートの高さが合ってないのか、脚が伸びずに常にくの字になっている。
    指摘すると、脚が伸びると痛いのでワザとのセッティングらしい。
    三人で先頭を交代しながら、Ave26km/h程度を維持する。
    この日は30℃近い気温なので、給水が非常に重要だ。
    F田君はボトルがあるにも関わらず、コンビニで水を買い求める。
    シュン「ボトルあるじゃないですか」
    F田「クエン酸が高濃度過ぎて、酸っぱくて飲めないんだよ!」
    シュン「何すかそれ〜!!」
    私「ちょっと飲ませて・・・なんじゃこりゃ!!!」
    シュン「廃棄して、中身変えないと走行中に飲めないですよ?!」
    F田「もったいないモン。」
    私「まあ、無くなったら入れ替えれば良いんじゃない?はいノルマ!(シュンにボトルを渡す)」
    シュン「ゴクッ・・・うわー!!!」
    結局、これ以上減らないクエン酸のために、走りながらの給水が出来ない状態に。
    コンビニで携帯食を購入していると、F田君も初めての携帯食を買う。
    シュンは、塩飴とグミというチョイス。
    私は、カルパスと羊羹
    F田君が何を買えばいいんだ?と聞いてきたので、羊羹をお勧めするが「嫌いだ」の一言!
    しかし、レジに並ぶ彼の手には羊羹が・・・可愛い奴め!
    再スタートして、ひたすら国道を長岡に向けて進む。
    5月なのに、あまりの高温!
    アスファルトの照り返しで、紫外線も相当きつい。
    気づかないうちに体力を奪われるので、喉が渇く前にひたすら給水しながらペダルを回す。
    しかし約45km付近、ここまで順調だったF田君の身体に異変が!
    ハンガーノックになりかけているではないか!
    酸っぱいクエン酸が飲めないので、日陰に停車してペットボトルの給水を行う。
    携帯食の「嫌いな羊羹」を口にする。
    何とか体力を回復してスタート。
    羊羹に感謝を述べるF田君。
    多分、単なる食わず嫌いだったようだ。
    予定より少し遅れたが、メガ盛り店(喜味屋食堂)に到着。
    が、ここで事件!
    『本日定休日』
    しかし偶然、そこに帰宅してきた店主。
    喜味屋食堂さんの店主はヴィジュアル系のお兄さん。
    親切にお兄さんオススメのラーメン屋さんを教えてもらう。
    「天鳳」
    直ぐに到着して、みんな「冷やしコクみそらーめん」を頼む。
    シュン「冷やしコクみそらーめん一つ」
    F田「おれも、冷やしコクみそらーめんで、麦トロチャーシューご飯も!」
    シュン「私も麦トロチャーシューご飯下さい」
    私「じゃあ、冷やしコクみそらーめん特盛りで、麦トロチャーシューご飯付きでデザートは杏仁豆腐でお願いします」
    F田「じゃあ俺らも特盛りにする!」
    10分後・・・
    ど〜〜〜〜ん!!!
     
    ◆ムリに特盛りにしなくてもね…。お残しは許しませんで〜!
    食べ応えのある量をだが、デカ盛りメニューじゃないので5分チョイで完食。
    シュンとF田君に白い目で見られる…。
    F田「お前、飲み物じゃねんぞ!」
    さてと、後は帰路を残すのみ。
    しかし、食べ終えたばかりで皆のスイッチが入らない。
    何とか出発すると、今度はF田君の身体に異変が!
    70km地点で「俺もうダメかも…迎え呼ぶわ」と遺言をかたる。
    身体は露出した皮膚に紫外線を浴びて赤く日焼けをしている。
    おしりも痛く限界のようだ。
    最後の力を振り絞り『ヤスの運転する回収車』が来る合流地点に何とか到着。
    生気を吸い取られた顔をしたF田君をマクドナルドの店先に残し、シュンと2人残りの距離を走る。
    先頭交代をしながらガンガン進む。
    ↓↓↓↓↓
    その頃F田君は、迎えに来てくれたヤスの車にチャリを積み込んでいた。
    Ave30km/hを超える速度を維持して爆走!
    ↓↓↓↓↓
    その頃、ヤスに辱められたポーズの写真を撮られて陵辱を受けていた。
    結果、ヤスに散々弄ばれてから送迎されたF田君と、ほぼ同時刻にフィニッシュ!
    このロングライド以降の、回収された者は「辱められながら写真を撮られる」前例となったのである。
    ◆車の助手席に、サイクルジャージとヘルメットとサングラス…恐ろしくミスマッチ!合唱!
    〜第21話につづく〜
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