進め!チャリ部!〜そこに道があるかぎり〜<第16話>あなた追って出雲崎来ちゃいました!

2016.06.27 Monday

0

    新潟の4月の朝錬はまだ寒い。

    雪はなくなっているのだが、気温は放射冷却により肌寒い。

    肌寒いとメンバーの集まりもなかなか良くない。

    この日の朝錬はシュン・N部・私の3人だけ。

    シュンは、佐渡ロングライド1ヶ月前であまりチャリに乗れてないと危機感を口にする。

     

    ◆N部と私。冬鳥越スキー場前にて…雪はないが午前6時はかなり寒い!

     

     

    後日、佐渡ロングライド前に、海岸沿いを走ろうということで出雲崎までロングライド。

    出雲崎まで往復140kmの道のり。

    ルートは、地元から弥彦山登頂して寺泊経由の出雲崎。

    佐渡のエントリーが130kmなのでちょうどいい練習になる。

     

    シュンと2人で、先頭交代しながら走る。

    もう、慣れた道のりで弥彦山もアタック!

    シュンが遅れること7分後に到着。

    待ちくたびれてタバコ2本は吸ったと伝えると「酷え〜意味わからん」の一言。

    バツとして遠くに見える、佐渡の島影に向かってポーズをとらせる。

     

    ◆佐渡ラングライドまでで、あと数日なんだよな〜。

     

     

    (勝手に)弥彦山名物ソフトクリームを頬張り、しばしの休息。

     

    シュン「今年は天気も良いし、俺晴れ男ですわ!」

    私「ただ降水量少ないだけだろ!」

    シュン「でも最近、天気予報よく変わるじゃないですか」

    私「Yahoo!天気とか気象庁のHP見たりしてるけど、今年は天気の変化が激しいよね」

    シュン「そうなんですよ、俺らの気合が雨雲飛ばしてるんじゃないですか?」

    私「俺は『weather-gpv』って言う漁師さんとかが使うやつ見てるよ」

     

    話は尽きないのだが、そろそろお昼の時間。

    おなじみの「寺泊」まで行き、海鮮串焼きやらラーメンを食す。

    ここからは、我々未開拓の出雲崎までの海岸沿いルート!

    やはり晴天の海岸は、走っていると景色は良いが反射が眩しい

     

     

    シュンのサングラスレンズは『RudyProject・インパルス-フィリップUPの調光レンズ』なので晴天〜夜間までカバーする。

    しかし、ギラつく眩しさ対策の為『レーザー(ミラー)レンズ』の装備を推奨した。

    裏側からはグレーの視界。表側は鏡のように反射する。

    色はシルバー以外にも、レッド・ブルー・オレンジと多彩だ。

     

    RUDY PROJECT 限定トラリクス/ホワイトグロス(マルチレーザーブルー)

    ◆視界の広い一眼タイプ『トラリクス-レーザーブルー』チャリと色を合わせるのも良いかも!

    ※UCIワールド・ツアーチーム「エティックス・クイックステップ」限定モデル

     

     

    因みに、視界不良では当然危険なのだが、目を細めれば見えるという場合も調整に筋力を少なからず使うので全身の疲労にも繋がる。視界の確保は重要です。

     

    そんな話をしながら1時間後…目的地「出雲崎・天領の里」へ到着!

     

     

     

    【ジェロ/海雪】

    <サビ>

    あたな追って出雲崎 悲しみの日本海♪

    愛を見失い岸壁の上 落ちる涙は積もることのない まるで〜海雪♪

     

    来ましたよ!ジェロさん!!

     

    荒れ狂う日本海ではない、穏やかな海原が私達を迎えてくれた。

    静かな波の音が、長旅で乾ききった心を癒やしてくれる。

    男二人で来る場所ではないかもしれないが、それなりに楽しめた。

     

    佐渡での完走を良寛さんに誓い、天領の里を後にする。

     

     

    ◆悲しそうに佇む幼少期の良寛さんがいたので話し相手に! シュンは一人恋人岬で何を思うのか?!

     

     

    帰路、良寛の里という道の駅に立ち寄り本日2本目のソフトクリームを食らう。

    ガンジー牛という牛乳で作られていてコクがある。

    そう、佐渡の大野亀ロッジでもソフトクリーム売っているので是非とも食してみたいものだ。

     

    こうして仮想佐渡130kmのロングライドは無事幕を閉じた。

     

     

     

    〜第17話につづく〜

    進め!チャリ部!〜そこに道があるかぎり〜<第15話>輪行バックって…イイネ!

    2016.06.26 Sunday

    0

      いよいよ「佐渡ロングライド」のエントリーが始まる。

      参加メンバーは、シュン・ヤス・N部・私の4人。

      佐渡ロングライドは210・130・100・40kmのカテゴリーがあるが、全員130kmのコースを選択。

      因みに210kmは、各大会での100km以上の完走経験が必要となる。

      これを満たしていたのは、シュン・ヤス・S会長だけだったので、今回は皆で走れる130kmになったというわけ。

       

      佐渡に渡るために必要な装備に「輪行バック」がある。

      チャリをコンパクトに覆ってしまう輪行バックにもいくつか種類がある。

      前後輪外すもの・前輪のみ外すもの・外さず被せるもの。

       

      JR東日本の規定では、三辺の和が250cm以内となっている。

      自転車の一部(ハンドルやシートポストなど)が飛び出しているものはNGだ!

       

      これは先人のチャリダーの方々が、交渉の上このようなルールが出来たと聞いた。

      先人のチャリダーさんの努力や、各交通機関の方々の配慮によって自由に輪行出来、自転車による行動範囲が広がった。

      No Borders!

      一サイクリストとして、こういったルールを守って行きたい。

       

      ◆オーストリッチ社製輪行バック「ロード220」は、内側に指示絵が書いてある。

      ◆タイヤを収めるポケットがある為、縛る部分が1箇所だという事とリアエンド金具が付属なのが決め手!

       

       

      ということで、オーストリッチ社の「前後輪を外すタイプ」の輪行バックを購入。

      早速練習してみる…20分位かかる。

      もっと練習して、タイムを縮めないとダメだ!

      やり方・手順を工夫したりしながら悪戦苦闘していると、ヤスから佐渡ロングライドの練習に、弥彦山トレーニングをしようという提案が!

      実はこの一週間前、シュンと弥彦山を登って佐渡島影に向かい「待ってろ佐渡!」と吠えてきたばかりだった。

      大勢で行くのも楽しいということで、ヤス・N部・私の佐渡メンバーとS会長・P先輩の5名が参加!

       

       

      弥彦山は、スカイツリーと同じ634mの標高の山。

      シュンと二人で行った時は、12カーブが連続する「だいろ坂」がある通称「間瀬側」から登ったのだが、今回はそちらが落石の為、逆の通称「観音寺側」から登る。平均斜度は低いが間瀬側より距離がある。

      その後、海鮮が有名な「寺泊」で食事して帰るというプランでスタート。

       

      5人のトレインの先頭を、S会長が快調に引っ張る…が、大沢峠で失速!

       

      S会長「パンクした!」 ※一回目

       

      パンク修理の為、しばらく休憩。

      なかなか上手く行かない…約30分後、修理も完了し再スタート!

      ここからは、遅れを取り戻すようにペースを上げて進みつづける。

      そんな中、ヤスだけが膝の爆弾を不安視し「輪行バック」を持参する始末。

      コイツには行けるところまで行ってもらおうということで、トレインの先頭を担ってもらう。

       

      弥彦山の観音寺側入り口手前で休憩。

      休憩していると、単走で女性チャリダーが通過!

      一同、ざわめき休憩どころじゃなくなる…。

       

      私「女性の方が軽いから、坂で勝負とかキツイよ!」

      N部「そうなの?でも、パワーの差で…」

      S会長「いや、そういうことじゃねーろ!」

       

      すっかり疲れも取れたので、観音寺側の弥彦スカイライン分岐部分までスタート。

      約4km登る。

      部分的には20%の斜度がある坂で、大汗を流しながら分岐に到着。

       

      P先輩「もう帰るぞ!」

      N部「あと何km?」

      ヤス「ここから約7kmだね〜。だいぶ進んだって思うところで『五合目・山頂まで4.6km』て看板が出てくるから気持ちが萎えるよ」

      私「ここまで来たら、山頂で集合写真撮りたくないですか?」

      S会長「俺はゆる〜く行くぞ!」

       

      …ということで全員山頂を目指してスタート。

      坂は個人のペースに任せるということになり、私とヤスで先を進む。

      途中、例の『五合目看板』が登場。

      他の部員たちも見つけたらしく、後方で奇声が上がる。

       

      道中に業界で有名な「悪魔おじさん」を発見!

      悪魔おじさんは、変速なしの赤いママチャリで我々の後ろについてくる。

      ヤスがそのプレッシャーをヒシヒシと感じて、気を取られているスキにスパート!

      しかし、百戦錬磨のヤスも離されてたまるかとついてくる!

       

      ◆悪魔おじさん撮影!臨場感が伝わります!!

       

       

      GOAL!!

       

      ヤスが上がってきて、なんで仕掛けるのかと叱られる。

      悪魔おじさんも上がってきたので、ヤスが話しかける。

      聞けば「佐渡ロングライド」にも降臨(登場)するという。しかも210km!

      登っている最中に写真を撮って下さっていて、悪魔おじさんのブログに我々も登場することとなった。

       

      次に登ってきたのはN部君。

      「ビンディングペダルの恩恵凄いね」と…。

      しばらく、ビンデングペダル・ビンデングペダル・ビンデング…呪文のように唱えていた。

       

      P先輩が登頂。S会長のマシントラブルが有り遅れているとのこと。

      しばらくして、S会長も無事登頂!

      山頂でソフトクリームを食しながら、次なる目的地「寺泊」の話に。

       

      ◆5人で「弥彦山頂」看板の前で集合写真を撮る。達成感ハンパなし!

       

       

      弥彦山をダウンヒルする。

      あれだけ時間のかかった山があっという間に終わる。

       

      約1時間で、寺泊にあるラーメン屋さん「麺や一晃亭」に到着。

      たらふく食べた挙句、お店の方からボトルにお水を頂く。感謝!

      次は、帰りのルート上にある「道の駅国上」に向かう。

       

      ◆一口餃子も旨い。繁盛店だ!

       

       

       

      国上で休憩後、事件は起きた。

       

      S会長「パンクした!!」 ※二回目

       

      なんとスタート直後に、S会長のタイヤがバースト!!

      直ぐチューブ交換に取り掛かるが、なかなかうまく行かず皆のスペアチューブを持ち寄り修理を行う。

      しかし、入れる際に傷つけたりタイヤがかんだりと不具合が発生し、スペアチューブ全て使い切ってしまう。

      もうどうにもならない…。

      ここでヤスが「奥さんが近くにいるからS会長を回収する」提案をする。

      たまたま近くに居るらしい。

      ヤスの輪行バック(オーストリッチ社製)で、会長のチャリを包み終える。

       

      ◆S会長はお祓いに行くべきだと思います!

       

       

      包み終えたところでヤスが再提案。

       

      ヤス「俺、膝が心配だから奥さんと一緒に帰るわ!」

      S会長「マジで?!」

      ヤス「俺の前輪をS会長が装備すれば良くね?」

      私「奥さんあと何分で来るの?」

      ヤス「10分位かな」

      私「よしやるか!」

       

      折角、車で帰れると思っていたS会長を尻目に梱包したチャリを解き組み立て、ヤスのロードを輪行バックに入れる。

      ジャスト10分で、速やかに入れ替え完了!

      輪行バックの梱包練習が、こんな場所で活かされるとは!

       

      ヤス「帰れなくなったらキャラバンするよ〜」

      私「ニコニコしやがって!」

      P先輩「もうスペアチューブ無いから、パンクしたらアウトだな!」

       

      この会話が1時間半後、現実のものとなる。

       

       

       

       

       

      P先輩「パンクした!!!」 ※三回目

       

      ヤスのキャラバンで全員回収。

      S会長は、単独の岩船ライドに続いてのロングライド未達に終わったとのこと。

      「怪我のないのが何よりです。」と慰め、旅の幕を下ろした。

       

       

       

       

      追伸

      新入部員の「N野」君が加入!

      S会長は、後日「N野」君とロングライドに出かけ、ようやくライド未達の「負のスパイラル」から脱出したのであった。

      ※N野君は未達。

       

      ◆一緒に頑張ろう! 興味有る方ご連絡下さい^^

       

       

      〜第16話につづく〜

      進め!チャリ部!〜そこに道があるかぎり〜<第14話>冬場のトレーニング?!

      2016.06.25 Saturday

      0

        年末、村松チャリ部初めての新年会を行った。

        呑みながら、あーだこーだチャリについて語る。

        今年はいよいよ「佐渡ロングライドだ!」ということで話も盛り上がる。

        近況報告として、冬場のトレーニングの話に。

         

        ◆トレインの練習?!これで風圧対策もバッチリなはず…。

         

         

        ジムでランニングやバイクマシンなどを行う者。

        筋トレをする者。

        スノボーをする者。

        ネットを眺めてチャリパーツをオーダーする者。

        サボる者。

         

        そんな中、シュンが「三本ローラー」を購入して練習に励んでいた。

        競輪選手的な人が乗るアレだ。

         

        後日、シュンから三本ローラーを借りてみた。

        チャリに跨るのも恐る恐る。

        ペダルを漕ぐことも不安定であたふた…。

        出来ない私を見て喜ぶシュン…屈辱だ!

         

        倒れ無いように、両サイドに掴まれる物を置き練習。

        30分後、何とか出来る様になる。

        漕いでいないと止まってしまうので結構ハード!

        脚だけでなく、バランス・体幹も鍛えられる。

        ということで、シュンと同じ「ミノウラ製三本ローラー」を購入した。

         

        ◆これが「ミノウラ製三本ローラー」だ!飾るだけで満足してはいけない!!

         

         

        しかし、めちゃくちゃ暇だ!

        無心で漕いでいるだけなので、すぐ飽きてしまう。

        なので映画を見ながら漕いで見る。

         

        漕ぐのに集中しているので、内容が一切入ってこない(><)

         

        Youtube動画で「佐渡ロングライド」の物を見る。

        これは結構良い!

        事前にルートも確認できるし、何より走っている気になる!

         

        早速、シュンに「乗れたよ〜」と報告。

        シュンが何やらニヤニヤしている。

         

        シュン「また面白いもの見つけましたよ!」

        私「何ぃ〜?悪い顔してるね〜!」

        シュン「ゲームなんですけどね…」

         

         

         

        【Zwift/ズイフト】

         

        三本ローラーを漕いで、オンラインで世界中のチャリダーと対戦ができるというもの。

        なるほど飽きずにトレーニングになる!

        みんなでやりたいとの事で「たこ焼きパーティー&Zwift・三本ローラー体験会」が開催されることになった。

         

        ◆Zwiftは面白いが、そんな簡単に三本ローラー乗れるのか?

         

         

        何故たこ焼きなのか?は、タイヤもたこ焼きも「転がるものだから」というだけ。

        たこ焼きに釣られたのか、Zwiftに釣られたのか?大勢が参加。

        私は「たこ焼き」を焼きながら、みんながチャレンジする様を眺める。

         

        <1番手/ヤス>

        「超怖え〜」と叫びながらも、支えから手を離して漕ぐことに成功。あんた流石だ!

         

        <2番手/S会長>

        「あーだこーだ」言いながらも、果敢に支えから手を離して勝負!

        残念ながら脱輪してしまいました;;

         

        <3番手/F田君>

        めちゃくちゃ真剣な顔で漕ぐ…が、手は一向に離れない。

        S会長から「手を離さねば男じゃねーぞ!」と激が飛ぶ。ただ脱輪させたいだけだと思った。

         

        <4番手/T石君>

        ゴメン、たこ焼き作りに集中しすぎて良く見てなかった…。

         

        <5番手/G先輩>

        めちゃめちゃフォームが安定して綺麗に漕いでたと絶賛の嵐!

        ※まだ、たこ焼き焼いていて、見てませんでしたm(__)m

         

        <6番手/シュン>

        たこ焼きも焼き終わり、シュンが「Zwift」を始める。

        みんな身を乗り出して画面を覗き込む。覗きこみすぎて結構邪魔!

         

        <ラスト/私>

        皆「もう一人抜け〜!」「イギリスが来てるぞ!」「あ〜抜かれた!!」「もっとペース上げて…」

        私「うるせー!!」

         

        うるさすぎて集中できない。

         

        途中、半透明な人影を抜いていく。

         

        私「今ぶち抜いた、あの半透明な人影は何なの?」

        シュン「私の走った過去データです。」

        私「通りで遅いわけだ!」

        シュン「いやいやいや!」

         

        ◆たこ焼きパーティーは、大盛況の中幕を閉じた。

         

         

        結局、三本ローラーじゃなくても、Zwiftは出来るんじゃね?という根本に気づき、皆「固定ローラー」を購入する。

         

        三本ローラーと違い、固定式なので転ぶ心配は無い。

        ただ、体幹は鍛えられないということと、タイヤの摩耗が激しいのがたまにキズ。

        それでも、冬場のトレーニングを欠かさない人が春に結果を出せるのであろう。

        ロードバイクシーズンは、春の足音と共にすぐそこまで来ていた。

         

         

         

        〜第15話につづく〜